2025年度平和の鐘を鳴らそう!平和学習会を開催しました!

去った7月19日(土)に、沖縄県ユネスコ協会主催 第18回平和の鐘を鳴らそう!平和学習会を開催しました。

第一部では、沖縄キリスト教学院大学の新垣誠教授をお招きし、「チムグリサ」をテーマにご講演いただきました。新垣教授は、それぞれの宗教が説く教えを例に挙げながら、チムグリサとは「compassion(自分や他者への理解を深め、思いやりをもって寄り添うこと)」であると解説。この「チムグリサ」の精神が心の平和を繋ぐ礎となることを力強く訴えられました。


お互いの共通点をみつけるグループワークはとても盛り上がりました!

参加者からは、「新しい視点から物事を深く考える良い機会になった。特に『チムグリサ』という言葉を初めて知り、大変勉強になった」という声が聞かれました。また、「これまでの平和学習では沖縄戦が主なテーマであったが、他国で起きている事象や、人と人との繋がりの大切さについても知ることができた」といった感想も寄せられ、UNESCOの理念である「心の平和」について、参加者それぞれが気づきを得る貴重な機会となりました。


学習会に続き、第二部では会場をコンベンションセンターに移し、「平和の鐘を鳴らそう!」を実施しました。参加者全員で「わたしの平和宣言」を読み上げた後、平和への切なる願いを込め、万国津梁の鐘(レプリカ)を一人ひとりが丁寧に鳴らしました。

今年度は県内7校の生徒とユネスコ会員の皆様、合計40名にご参加いただきました。学習と体験を通して、参加者一同、平和への願いを新たにするとともに、その実現に向けた決意を固める一日となりました。


当日は荒天でしたが、鐘を鳴らす時には雨も上がり無事に皆で鐘を鳴らすことが出来ました!参加してくれた高校生のみなさん、ユネスコ会員のみなさんありがとうございました!

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【公式】沖縄県ユネスコ協会

ユネスコ(「国際連合教育科学文化機構(UNESCO)」)は,教育,科学,文化を通じて, 各国がお互いに理解を深め,協力し合い,世界の平和と人類の福祉に貢献しようとするものです。 その理念は「戦争は人の心の中で生まれるものであるから,人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」とあります。 沖縄県ユネスコ協会は、1959(昭和34)年に設立され、青少年教育を中心にユネスコ活動を推進しています。