【終了しました】九州ブロックユネスコ活動研究会
こんにちは、ユネスコ事務局です
去る11月8日・9日に 2025年九州ブロックユネスコ活動研究会in沖縄 が開催されました!
本大会は、年に一度九州各県のユネスコ会員が一堂に会し、各ユネスコ協会の活動現状、抱える課題、具体的な取り組みなどを共有する場として開催いたしました。相互理解を深めるとともに、今後のユネスコ活動を推進するための新たなヒントと活力を得ることを目的としました。
11/8(土) 研究会
記念講演では「程順則の功績―『六諭衍義』と琉球・日本への伝播」と題し、上間 信久 氏にご登壇いただきました。講演では、程順則の教えが現代にも通じる普遍的な人生の道しるべとしての魅力を持つ「琉球いろは歌」の内容が存分に紹介されました。参加者からは、「沖縄の歴史はもちろん、日本各地の古い歴史から平和の尊さを学び、未来へ伝えていくことの重要性を再認識しました」といった、ユネスコの理念に強く通じる前向きな意見が多く寄せられました。
活動報告においては、ユネスコ活動の多様な側面を紹介するため、沖縄でいごユネスコ協会から「空手の起源と演武」、沖縄県ユネスコ協会から「SDGパスポートの紹介と事例報告」についての報告が行われました。
大会参加者による活発な情報交換の場として交流会も開催されました。九州各県の会員が日頃の活動を通じて得た知見や課題を共有し合い、交流を深める貴重な機会となり、終始賑わいを見せ、連携を強化する基盤を築きました。
この研究会では高校生ボランティアのみなさんも大会をサポートしてくれました!
九州各県のユネスコ協会のみなさんからSDGsパスポートや自身のボランティアについて質問されるなど、思いがけず世代間交流の場となり、和やかで笑顔の絶えない会となりました。
11/9 (日) エクスカーション(視察研修)
好天に恵まれ、復興中の首里城公園と対馬丸記念館を巡りました。首里城公園においては火災からの復興過程を視察し、全国のユネスコ協会から寄せられた復興支援の寄付金がどのように活用されているかを見ていただく機会となりました。ユネスコ活動における連帯と協力の重要性を改めて確認しました。対馬丸記念館では平和学習の場として、命の尊さや平和希求の思いを共有しました。
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